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参考文献
キツネは、人畜共通の寄生虫エキノコックスの宿主となることがあり、糞にはその卵が含まれることがある。エキノコックスの卵が、沢の水などを通して人間の口から体内に入ると、体内で幼虫となって肝臓などに寄生し、肝機能障害などを起こし、そのまま放置すれば死に至る。また、ペットの犬や豚,馬などの家畜にも感染することが知られている。
背面は赤褐色で顎の下から腹部は白色。四肢の足先前面には黒毛が少し入る。尾は背面と同じ赤褐色で先端だけ白毛があるが、先端部白毛のない個体も多い。
頭胴長は60〜75cm、尾長は40cm、体重は4〜7kgである。
ただし、四国では少ない。世界的には北アメリ力からユ―ラシアの大部分に広く分布する。
ノネズミ類、鳥類、大型のコガネムシ類などおもに小型動物を捕食しているが、コクワなど果実類なども食べる。畑のトウモ口コシや二ワトリ、家畜死体、人家のゴミを採食することもある。
参考文献
東海大学出版会.
キツネは、人畜共通の寄生虫エキノコックスの宿主となることがあり、糞にはその卵が含まれることがある。エキノコックスの卵が、沢の水などを通して人間の口から体内に入ると、体内で幼虫となって肝臓などに寄生し、肝機能障害などを起こし、そのまま放置すれば死に至る。また、ペットの犬や豚,馬などの家畜にも感染することが知られている。