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ネズミ対策用品

建物に侵入して人間の食べ物や台所のゴミなどを食べて生活するネズミは家ネズミと呼ばれ、
日本には以下の「ドブネズミ」「クマネズミ」「ハツカネズミ」の3種類がいます。

ドブネズミ

形 態 齧歯目ネズミ科に属する小型の哺乳類である。
背面は黄色がかった灰色で、腹面は灰色か黄色がかった白色である。耳は小さく、
前に倒しても目に達しない。頭胴長は11〜28cm、尾長は17.5〜22cm、体重は40〜500gである。
分 布 汎世界的に分布し、日本でも全国に分布する。
生息環境 主に下水(溝)、台所の流し、ゴミ捨て場、地下街、食品倉庫など、水田といった水の十分に摂取できる比較的湿った場所を好む。 下水管の破損した部分、地面を覆うコンクリ― トの割れ目、コンクリ― トの下の空間などに巣を作る。野外では、土堤や小高盛り上がった場所の斜面に穴を掘る。水の中に飛び込み、よく泳ぐ。
食性 雑食性で、魚介類や肉といった動物質を好む。人家から離れたところでは、ハエ幼虫、ユスリカ幼虫、ナメクジ、ミミズ、野草等の自然界の動植物も採食する。
繁殖 一年中繁殖可能だが、春季と秋季にピークがあり、平均8〜9頭の仔を出産する。
生後、8〜12週で繁殖に参加することができる。
社会性 主に夜行性であるが、妨害のない状態では昼間も活動する。

参考文献

  • 阿部永・石井信夫・伊藤徹魯・金子之史・前田喜四雄・三浦慎悟・米田政明(2005)日本の哺乳類[改訂版].
    東海大学出版会.
  • 日高敏隆(1996)日本動物大百科第1巻哺乳類T.株式会社平凡社.
  • 中村ほか (2002) 沖縄県におけるレプトスピラの保菌動物調査. 沖縄県衛生環境研究所報. 36:39-42.

ドブネズミ

分布図

分布図

出典:国立環境研究所・侵入生物データベース
http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/

被害

  • 在来生物の捕食、在来生物との競合
  • 農業被害
  • 人獣共通感染症媒介など

対策

  • ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミは、環境衛生の維持に重大な支障を及ぼすおそれがあることから、鳥獣法の対象から除外されています(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律第80条、施行規則第78条)。このため、捕獲のための手続きなしに、捕獲することができます。
  • また、それ以外のネズミについても、農業又は林業の事業活動に伴い捕獲等又は採取等をすることがやむを得ない場合、ネズミ科に属する全種は、環境大臣又は都道府県知事の許可は必要ありません(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律施行規則、法第十二条、第十三条)。ですから、ご自分の畑等で被害が出て、捕獲がやむを得ない場合は、許可無く捕獲することができます。ただし、それ以外の目的(農林業被害に伴う防除)で、ネズミ類(野ねずみと呼ばれているアカネズミ、ヒメネズミ等)を捕獲する場合は、鳥獣保護法に遵守して適切に行う必要があります。これらの法律は県又は各市町村が管轄していますので、必ず自治体の担当窓口に相談しましょう。

クマネズミ

形 態 齧歯目ネズミ科に属する小型の哺乳類である。
背面は黒色〜灰褐色で、腹面はスレート色がかった灰色あるいは白色。耳は大きく、前に倒すと目に達する。頭胴長150〜240mm、尾長150〜260mm、後足長22〜35mm、体重150〜200gである。
分 布 汎世界的に分布し、日本でも全国に分布する。
生息環境 ビルや天井裏など比較的乾燥した高所に生活し、高さと幅が10cm位の空間を好む傾向がある。敏捷で登攀力に優れ高層ビルにも出現する。細長い針金でも、上手にわたることができる。大型ビルには、クマネズミの餌場になる飲食施設や隠れ場が沢山あるために、都心に大型ビルが立ち並ぶようになった1970年代から、主要都市のビル内にクマネズミが増えた。泳ぐことはできるが, 好んで水の中に入ることはない。都会では夜行性である。
食性 種子、穀類、果実やその加工品を好み、柔らかい茎や葉を水分補給のために食べる。魚介類や肉は大量に食べないが、昆虫類を好んで食べ、ゴキブリも食す。
繁殖 一年中繁殖可能だが、春季と秋季にピークがあり、平均5〜7頭の仔を出産する。
生後、12〜16週で繁殖に参加することができる。
社会性 都会では夜行性である。

参考文献

  • 阿部永・石井信夫・伊藤徹魯・金子之史・前田喜四雄・三浦慎悟・米田政明(2005)日本の哺乳類[改訂版].
    東海大学出版会.
  • 日高敏隆(1996)日本動物大百科第1巻哺乳類T.株式会社平凡社.
  • 中村ほか (2002) 沖縄県におけるレプトスピラの保菌動物調査. 沖縄県衛生環境研究所報. 36:39-42.

クマネズミ

分布図

分布図

出典:国立環境研究所・侵入生物データベース
http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/

被害

  • 在来生物の捕食、在来生物との競合
  • 農業被害
  • 人獣共通感染症媒介など

対策

  • 「わな」により捕獲する。
  • ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミは、環境衛生の維持に重大な支障を及ぼすおそれがあることから、鳥獣法の対象から除外されています(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律第80条、施行規則第78条)。このため、捕獲のための手続きなしに、捕獲することができます。
  • また、それ以外のネズミについても、農業又は林業の事業活動に伴い捕獲等又は採取等をすることがやむを得ない場合、ネズミ科に属する全種は、環境大臣又は都道府県知事の許可は必要ありません(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律施行規則、法第十二条、第十三条)。ですから、ご自分の畑等で被害が出て、捕獲がやむを得ない場合は、許可無く捕獲することができます。ただし、それ以外の目的(農林業被害に伴う防除)で、ネズミ類(野ねずみと呼ばれているアカネズミ、ヒメネズミ等)を捕獲する場合は、鳥獣保護法に遵守して適切に行う必要があります。これらの法律は県又は各市町村が管轄していますので、必ず自治体の担当窓口に相談しましょう。

ハツカネズミ

形 態 齧歯目ネズミ科に属する小型の哺乳類である。
背面は茶色、腹面は白く毛の基部のみ淡いスレート色で、毛は短く柔らかく、赤味を帯びない。 頭胴長5.7〜9.1cm、尾長4.2〜8.0cm、体重は9〜23gで、ドブネズミ、クマネズミと比較して遥かに小さい。
分 布 汎世界的に分布する。
生息環境 家屋、水田、畑、積み藁、土手、草地、河川敷、荒地、および砂丘地などに生息する。原野では穴居生活をする。
食性 屋内では種子・穀類やその加工品を好み、穀類倉庫では、穀類の害虫も食べる。
草原や耕作地にも生息し、草本や野菜の種子を好んで食べる。例えば、イチゴの果肉を食べずに、果肉上の種子だけを選んで食べることがある。
繁殖 屋内では一年中繁殖活動するが、秋季がピークである。
野外では、春季と秋季の明瞭な繁殖期を持つ。平均5.6頭の仔を出産する。

参考文献

  • 阿部永・石井信夫・伊藤徹魯・金子之史・前田喜四雄・三浦慎悟・米田政明(2005)日本の哺乳類[改訂版].
    東海大学出版会.
  • 日高敏隆(1996)日本動物大百科第1巻哺乳類T.株式会社平凡社.
  • 中村ほか (2002) 沖縄県におけるレプトスピラの保菌動物調査. 沖縄県衛生環境研究所報. 36:39-42.

クマネズミ

分布図

分布図

出典:国立環境研究所・侵入生物データベース
http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/

被害

  • 在来生物の捕食
  • 農業被害
  • 人獣共通感染症媒介など

対策

  • 「わな」により捕獲する。
  • ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミは、環境衛生の維持に重大な支障を及ぼすおそれがあることから、鳥獣法の対象から除外されています(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律第80条、施行規則第78条)。このため、捕獲のための手続きなしに、捕獲することができます。
  • また、それ以外のネズミについても、農業又は林業の事業活動に伴い捕獲等又は採取等をすることがやむを得ない場合、ネズミ科に属する全種は、環境大臣又は都道府県知事の許可は必要ありません(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律施行規則、法第十二条、第十三条)。ですから、ご自分の畑等で被害が出て、捕獲がやむを得ない場合は、許可無く捕獲することができます。ただし、それ以外の目的(農林業被害に伴う防除)で、ネズミ類(野ねずみと呼ばれているアカネズミ、ヒメネズミ等)を捕獲する場合は、鳥獣保護法に遵守して適切に行う必要があります。これらの法律は県又は各市町村が管轄していますので、必ず自治体の担当窓口に相談しましょう。