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ニホンジカの侵入を防ぐためには、柵の設置が有効です。柵の種類としては、ワイヤーメッシュ柵、電気柵、ネット柵などがあります。 ワイヤーメッシュ柵の高さは、シカが飛び越えることのできない1.8mが望ましいです。 また、シカにとって柵をジャンプしようとして、脚にケガを負って歩行ができなくなることは、生死にかかわる問題になりますので、飛び越えることよりもくぐることを優先します。ですので、柵の下部に、竹などの棒状の物を設置し、めくりあがりを防止したり、ペグなどでのネット下部を固定することが望ましいでしょう。当店ではシカの潜り込みを防ぐ地際補強用のスカートパネル付きの商品も取り扱っています。 ネット柵は安価であることが最大のメリットですが、シカの角や脚が引っかかり、柵が破壊されたり、破けてしまうことがあるため、小まめな点検や補修が必要になります。 電気柵は、通電しやすいシカの鼻先が当たる高さにする必要があるため、当店では、地面から20cm、40cm、60cm、90cm、130cmの5段張りを推奨しています。また、この場合はイノシシ防除に適する高さでもありますので、イノシシ対策との併用に効果的です。 その他にも、イノシシ用の1.2mのワイヤーメッシュ柵の上にネット柵を増設して、イノシシ・シカの複合柵にするなど様々な工夫が可能です。
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