こんにちは「鳥獣被害対策.com」の井上です。
「自動撮影カメラ」という名前は聞いたことがあるけど…
いったいどうやって使うの?便利なの?と、
思っている方は多いのではないでしょうか。
そんな方々のために、
シリーズで自動撮影カメラ(トレイルカメラ)について、
お伝えしています。
今回は第2回目、「カメラ性能」についてです。
ちなみに、第1回目は、自動撮影カメラ(トレイルカメラ)の
特徴のほか、フラッシュや画像保存、防水機能などの
主に機能的な部分についてご説明しました。
再度、読み返してみたい、
という方は以下のリンクをチェックしてください。
【関連ブログ】
入門:自動撮影カメラ(トレイルカメラ)って、どんなカメラ?
~フラッシュ・電源・画像保存・防水機能について~
さて、それでは今回の本題、
自動撮影カメラ(トレイルカメラ)の性能についてです。
自動撮影カメラ(トレイルカメラ)を購入する際に、
特に気を付けたいのが
「トリガースピード」と「センサー反応範囲」、
さらに「画角」も気になるところですよね。
これらの性能について、順にご説明します。
【トリガースピード】
トリガースピードとは、
赤外線センサーが動体の熱を感知してから
シャッターを切るまでの“タイムラグ”のことです。
つまり、自動撮影カメラ(トレイルカメラ)は、
センサーが対象物を確認した瞬間にシャッターを
切ることはできない、ということです。
ここは、知っておくべき、重要なポイントですよね。
当然ですが、タイムラグが短い方が、
動物の撮り逃しがないと言われています。
トリガースピードが最も速いカメラ機種で約0.2秒、
少し古い機種になると、遅いものでは2秒程度
かかるものもあります。
トリガースピードが遅いと、シャッターが切れた頃には、
被写体がフレームアウトしているか、あるいは尻尾しか
写っていない・・・、といった悲しい経験をする方も
多いのではないでしょうか。
一昔前は、“トリガースピードが速い”=“高価”
といった印象がありましたが、
近年はそれほど高くはない機種でも、
トリガースピードが速いものもあります。
トリガースピード0.65秒!!
自動撮影カメラ(トレイルカメラ)
『ハイクカムSP2 』
トリガースピード0.2秒!!
自動撮影カメラ(トレイルカメラ)
『Bushnell トロフィーカムXLT 24MPノーグロウ』
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にらめっこをして、自分のお気に入りの1台を見つけてください!
⇒自動撮影カメラ(トレイルカメラ)スペック比較表【PDF】
※当社取り扱い機種の仕様がこちらからご確認いただけます
【センサー反応範囲】
センサーの反応範囲も重要なチェックポイントですよね。
自動撮影カメラ(トレイルカメラ)は、動物などの“熱”を
持つ動体から発する赤外線を感知し、自動で撮影するカメラです。
そして、熱を感知するエリアには限界があります。
一般的に、カメラ機種によってセンサーの反応範囲は異なり、
短いものでは15m、長いもので25m程度となります。
ただし、この距離も、被写体となる動体のサイズや、
撮影時の気温などによっても変わってきます。
例えば、大型のシカやイノシシなどは、
遠方にいても撮影できますが、ネズミ類や小鳥などの小動物は、
遠方のものを撮影することはできません。
また、外気温と被写体との温度が小さい場合は、
センサーが反応しなかったり、あるいは反応できる距離が
メーカー仕様(最大値)を下回ることもあります。
また、センサー反応範囲が最大20mというメーカー仕様でも、
それはカメラの正面の値あって、
正面から少し角度が付いた場合は、その距離は極端に短く
なるので注意が必要となります。
さらに、夜間はフラッシュの届く範囲も重要ですよね。
熱感知できる範囲と、フラッシュの届く範囲は別として、
認識しておいてくださいね。
【F.O.V(画角)】
最後はF.O.V(画角)です。
画角は一般的なカメラでもよく使われる言葉なので、
言葉の意味はお分かりですよね。
自動撮影カメラ(トレイルカメラ)の画角は、
一般的には55~60°のものが主流となります。
また、なかには120°と広角タイプのものもありますが、
種類は限られています。
ただし、画角を広角にすると、
赤外線センサーも広角にしなければいけなかったり、
また夜間照射の赤外線LEDを増やさなければいけないなど、
バッテリー消費との関係もあるので注意が必要です。
以上で今回のお話しは終わりになります。
自動撮影カメラ(トレイルカメラ)を選ぶ際は、
どのような機能や性能に着目すればよいか分かってきましたよね?
次回は、各カメラの特徴などについて、お話しできればと思います。
楽しみにしていてくださいね。
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⇒自動撮影カメラ(トレイルカメラ)スペック比較表【PDF】
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⇒ワイヤレス自動撮影カメラ(トレイルカメラ)スペック比較表【PDF】
⇒動物被害を防ぐ4つのステップとは?
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