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【開発レポート】Fieldlive再始動への道 その1|通信カメラの画像管理をより効率的に。フィールドテスト開始のご報告

Fieldliveで通信カメラの画像管理

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通信カメラ画像管理アプリ「Fieldlive」は、これまで自治体様や研究機関様を中心に、野生鳥獣のモニタリング支援としてご活用いただいておりました。2019年末のサービス停止以降、長らくお時間をいただいておりましたが、この度、2026年1月より再稼働に向けた実証テストを開始いたしました。

昨今のツキノワグマの異常出没に加え、ニホンジカやイノシシによる農林業被害の深刻化、さらには人口減少に伴う捕獲効率の向上が急務となっている社会情勢を鑑み、当社が培ってきた技術を再び地域課題の解決に役立てるべく、再整備に向けた検討を始めております。

1. 「Fieldlive」の役割と再整備に向けた視点

Fieldliveの本質は、単なる画像閲覧ソフトではありません。メールの本文や添付ファイルから情報を抽出し、属性情報を付与して保存・解析を行うためのデータマネジメントツールです。 今回の再始動にあたっては、初代のコンセプトである「シンプルさと汎用性」を大切にしながら、高度化した通信・AI技術を活かし、今の現場の状況に合わせた使い勝手の見直しを進めています。

  • 国内サーバーでの運用:アプリは引き続き日本国内のサーバーにて構築しています。
  • 変化した通信環境への対応:普及が進んだLPWA通信網や多種多様なデバイスとの連携についても、改めて検証を行っています。
  • AI技術の導入:当社が研究を重ねてきた「AIによる獣種識別」についても、一定の精度に達したことを受け、将来的な組み込みを目指して利便性の向上を検討しています。

今後の展開とサービス提供について

本サービスにつきましては、当面の間はシステム単体での製品販売ではなく、当社の専門的な知見を活かした「画像管理業務」に付随する形でのご提供を主軸に検討を進めております。 導入後のきめ細やかなサポートや確実な運用をセットでお届けすることで、現場の課題解決に最大限貢献できる仕組みづくりを目指しています。

2. 実証テストの現場より:神奈川県里山での運用状況

現在、神奈川県内の里山にて、弊社で取り扱っているTREL4G-R(1台)およびTREL4G-H(2台)を用いたフィールドテストを実施しております。

写真:(左)TREL4G-R / (右)TREL4G-H

Fieldliveは、メール送信機能を持つカメラであれば基本的に機種を問わず対応可能な設計となっております。今回のテストでは、これらの通信カメラから届く画像をシステム上でどのように効率よく管理・整理できるかの検証を行っています。

3. 管理画面のインターフェース紹介

今回の実証テストで使用している、実際の管理画面の一部をご紹介します。

① 迅速な状況把握を可能にする「一覧表示機能」

図1:写真一覧画面(タイルビュー画面)
図1:写真一覧画面(タイルビュー画面)

選択しているカメラ(図1:赤枠内)の画像がタイル状に一覧表示されます。膨大なデータの中から特定の個体や環境変化を視覚的に素早く判別できるため、一枚ずつ画像を開く手間がなく、スクロールだけで直感的に状況を把握できるのがメリットです。

② 正確なデータベース構築を支援する「属性入力機能」

図2:属性データの入力・管理画面
図2:属性データの入力・管理画面

撮影日時とカメラ名、画像ファイル(図2:左の赤枠内)が自動で表示されるため、転記ミスの心配がありません。これとは別に種名や個体数などの属性情報(図2:右の赤枠内)を自由に記録することが可能で、将来的な出現傾向の分析や報告書作成に役立つデータベースを容易に構築できます。

4. 今後の展望について

今回のフィールドテストは、実際の運用環境においてFieldliveがどのように機能するか、使い勝手の面を含めて確認を行うためのものです。よりシンプルで操作しやすいツールを目指し、現場での反応を見ながら改良ポイントの洗い出しを進めてまいります。

今後、検証の進み具合や具体的な形が見えてきましたら、本ブログを通じて随時「開発レポート」として状況をお伝えしてまいります。

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この記事を書いた人

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