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シカ肉レシピのご紹介~炒め物から焼き肉まで

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こんにちは「鳥獣被害対策.com」の宮畑です。

今日の鳥獣害対策の知恵袋は、いろいろなシカ肉料理についてのお話しです。

★鹿猟からシカ肉の解体まではコチラのブログで⇒
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/2529

シカ肉は脂身が少なくかなりヘルシーな肉です。

一般的に上等とされる背ロースはスジもなく、全体的に堅めな肉質のシカ肉の中では軟らかい部類です。

モモ肉は肉量も多くいろいろな料理に使えます。

バラ肉にはシカといえども当然脂身があり、焼き肉向きです。

この他、ハツ、レバー、胃は煮込みに使います。

シカ肉レシピ:炒め物

キャベツや季節の野菜、キノコ等好みの食材とともに炒めます。

味付けは塩、胡椒、香り付けに少し醤油をたらします。

また、すり下ろしたショウガを醤油でといておき、最後に絡めてショウガ焼きにしてもかなりイケる!味になります。

シカ肉レシピ_炒め物

・今回は庭で採れたシシトウ、空心菜と

シカ肉レシピ:ソテー

肉を適当な厚さに切り、赤ワインに数時間つけ込みます。

取り出した肉に塩、胡椒等で薄く下味をつけておきます。

フライパンにサラダオイルをひき、中火で焼き上げていきます。

つけ込みに使った赤ワインにすり下ろしたタマネギ、ニンニク、バター少量を加えて煮込み、醤油で味を整えたソースをかけてできあがり。

もっと手軽にサラダオイルやバターで焼き上げたものに塩、胡椒、醤油で味付けしただけでも、十分美味しくいただけます。

シカ肉レシピ_ソテー

・シカモモ肉のソテー 赤ワインソース添え

シカ肉レシピ:鍋

醤油ベースの味付けが合います。

炒めたり、焼いたりするより、臭いが和らぐ気がします。

それでも気になる人がいればショウガを加えても美味しくいただけます。

シカ鍋に限りませんが、隠し味にニョクマム(魚醤)を少々入れると味に深みが増します。

野菜は好みのものを。

背ロース、モモ肉が特に合います。

シカ肉レシピ_鹿鍋

・冬のシカ料理の定番、鍋!ヘルシーです

シカ肉レシピ_鹿鍋2

「あつあつをどうぞ」

シカ肉レシピ:煮込み

ハツ、レバー、胃などは煮込みに。

レバーはしっかり血抜きをして臭み取りをする必要があります。

日本酒、みりん、醤油で煮込みます。

臭み取りにショウガの千切りを加えます。

シカ肉レシピ_レバー煮込み

・レバーの煮込み

シカ肉レシピ:焼き肉

塩、胡椒でも焼き肉のたれでもお好みで。

シンプルですがかなり美味しくいただけます。

モモ肉でもスネ肉でも何でも使えます。

なお、バーベキューにはバラ肉も合います。

シカの脂身は固く、ボソついていますが、焼くと適度に軟らかくなります。

脂身はほのかに甘みがあり、ジューシーなシカ肉も結構いけるものです。

ただし、多少乳臭さが強調される感じなので、少しでも匂いがだめな人にはやや不向きです。

シカ肉レシピ_焼き肉

・背ロースとモモ、バラは骨付きでいきました

肉食系

「シカ肉に喜ぶ肉食系の人々」

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この記事を書いた人

宮畑 貴之

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