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キツネによる農作物被害と対策~電気柵やトレイルカメラの活用について

キツネによる農作物被害と対策~電気柵やトレイルカメラの活用について

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こんにちは「鳥獣被害対策.com」の千葉です。

今日の「鳥獣被害対策の知恵袋」は、キツネによる農作物被害についてです。

キツネによる農作物被害の状況

皆さん、身の回りでキツネによる被害は起きているでしょうか?
「キツネなんて見たことも聞いたこともない」という方や、「いやいや、おらの畑はよくやられて、困っている…」という方など、様々だと思います。

キツネ
画像:キツネ

私も、確かにキツネによる被害は聞きますが、中には、本当にキツネの仕業だろうか…と疑問に思う例もあります。

実際のところ、農林水産省がまとめる野生鳥獣による農作物被害状況をみてみると、「キツネ」という名前は出てきません。

しかし、北海道の各市町村で策定されている鳥獣被害防止計画をみると、多くの市町村で「キツネ」の被害について記載されています。

キツネによる被害としては、特にトウモロコシ、その他豆類、てんさい(ビート)の食害などが多く報告されています。
また、畜産関連では、飼料の食害のほか、牛そのものを襲う事例もあるようです。
小規模ながらも、キツネの被害は確実に存在しているようです。

キツネによる生活環境被害

また、キツネは、人にも感染する寄生虫「エキノコックス」を媒介することでも知られています。
特に、郊外や農村部では、キツネは餌の取りやすい民家、農地近くに営巣することも多く、接触機する会が増えることによって衛生的な問題も懸念されます。

適切に侵入防止策のための対策を講じ、被害を食い止めることが重要になりますね。

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ところで、先にも書きましたが、キツネによる被害の中には、本当にキツネの仕業?という事例もあるのではないでしょうか。

特に、同じくトウモロコシの大好きなアライグマが実は真犯人という場合も考えられます。


動画:アライグマがトウキビを物色している様子

アライグマは、キツネよりも被害規模が大きくなる傾向にあるため、キツネと思って油断しているといずれ大きな被害に発展してしまう可能性があります。

害獣の特定にはトレイルカメラが最適

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以上、捉えどころのないキツネについてのお話でした。

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