こんにちは、「株式会社地域環境計画」の澤田です。

今日の鳥獣害対策の知恵袋はアライグマ捕獲のための「箱わな」についてです。

※株式会社地域環境計画は「鳥獣被害対策.com」の運営会社です。

昔は「かわいい動物」として名を馳せた“アライグマ”ですが、最近は地域の生態系をかく乱する外来種ということが徐々に浸透・・・
また、アライグマによる農業被害が日常的な出来事となり、日本の各地で箱わなを使った捕獲が行われるようになりました。

アライグマの見分け方(アライグマはどれでしょう?)

ちなみに、アライグマですが、皆さんはすぐに見わけることができますか?

この動物は何でしょうか?①

画像:この動物は何でしょうか?①

この動物は何でしょうか?②

画像:この動物は何でしょうか?②

この動物は何でしょうか?③

画像:この動物は何でしょうか?③

この動物は何でしょうか?④

画像:この動物は何でしょうか?④

答えは、「3」です。

ちなみに、「1」はハクビシン
「2」はタヌキ
「4」はアナグマです。

見分けのポイントとしては以下のとおりです。

●アライグマ

  • 体毛は灰褐色や茶褐色-①
  • 目のまわりと鼻筋が黒い-②
  • 尾の輪模様が特徴的-③
  • 指が長くて器用、前足で物をつかむことができる-④
アライグマの見分け方

画像:アライグマの見分け方

●タヌキ

  • 体色は全身白毛が少しまだらに入った灰黒色-①
  • 四肢は濃褐色-②
  • 尾はふさふさしている尾先は黒毛
  • 目の周囲には黒のやや濃いパンタ模様-③
タヌキの見分け方

画像:タヌキの見分け方

●アナグマ

  • 体色は全体にくすんだ褐色-①
  • 四肢と胸はやや濃い褐色-②
  • 目のまわりは黒っぽい褐色-③
  • 鼻筋は白色-④
  • ずんぐりした体つきで耳は小さい-⑤
  • 爪は長く湾曲している
アナグマの見分け方

画像:アナグマの見分け方

●ハクビシン

  • 体色は灰褐色-①
  • 顔面と四肢の下部は黒褐色-②
  • 鼻筋が白いのが特徴的-③
  • 尾は長く、尾先が黒褐色-④
ハクビシンの見分け方

画像:ハクビシンの見分け方

中型獣は、意外、容姿が似ているので注意が必要ですね。

アライグマ捕獲にはアライグマ専用の箱わながおすすめ

さて、少し話がそれてしまいましたが、ここからが本題です。

皆さん、箱わなは専用のものを使っていますか?
もしかしたら、自作の箱わなで、アライグマを捕獲しようとしていませんか?

賢くて、意外と力持ちであるアライグマには、生半可な気持ちでは太刀打ちできません。
ぜひ専用の箱わなをお使いください。

・・・と、いうのも・・・

私の実家では、家庭菜園を営んでおり、イチゴを育てています。
決して収穫量は多くはないですが、家族全員がイチゴを食べるのを楽しみにしていました。

しかし・・・です。。

家族が丹精込めて作り上げた家庭菜園に、何者かが現れ、イチゴを根こそぎ食べ尽くしてしまったのです!

犯人は誰だ!!

犯行現場の現状保存をしっかりと行い、そして厳密なる現場検証・・・
そして、ついに現場に残された足跡から畑荒しは「アライグマの仕業に違いない」という結論に至りました。
(こんな時、自然環境調査を生業にしている私が役立ちます!)

必ずホシを挙げ、家族の恨みを晴らすために「捕まえてやる」・・・
そう意気込んだのは、工作好きな父でした。

そして、父は1日がかりで、見様見真似で箱わなをつくりました。

アライグマ捕獲のために箱罠を自作

画像:アライグマ捕獲のために箱罠を自作

父自慢の箱わなです!

アライグマの好物は?(罠に仕掛ける餌は何がいい?)

アライグマは、雑食性で果実・野菜・穀類、カエルやネズミなど小動物、鳥類、魚類、昆虫など幅広く食べますが、父の住んでいる辺りでは、イチゴやトウモロコシなどの甘い農作物に、特に被害が出やすいようです。

そして、この地域でアライグマに悩んでいるのは、私の父だけではないようです。

周りでも被害に遭う方が結構いて、地域の方とは「何によく食いつくか」といった、エサの話題も盛んで、「スナック菓子が好きらしい」「チキンラーメンも捕まる」など、いろいろと試されているとのことでした。

そんな、みんなのアドバイスを受けつつも、父はあえてイチゴを使い、アライグマの捕獲に挑みました。
(口惜しさを忘れないためでしょうか・・・)

自作の箱わなでアライグマを捕獲したが逃げられた

・・・そして、父の願いが叶い・・・

ある朝、見事にアライグマが入りました!
狙い通りでした。
父は「やったぞ!」「どうや!」とばかりに、早速、市役所へ引き取りの電話を入れたそうです。

自作の箱罠でアライグマを捕獲

画像:自作の箱罠でアライグマを捕獲

ところがです・・・

電話をしてから戻ってみると、箱わなが倒れています。。
「あれ~?」
箱わなにいるはずのアライグマがいない、どこだっ!

おそらく、アライグマは父に見られたことで警戒、大暴れをして、その拍子に後ろ側の網が外れて逃げしまったようです。

市役所に電話をかける、ほんの数分の間の出来事でした。

「せっかく捕まえたのに~!」と、父は大変悔しがっていました。

自作した箱罠の側面

画像:自作した箱罠の側面

逃げられた自作の箱わな。
しっかりと作ったつもりでしたが・・・。

アライグマは、見た目の可愛らしさとは違い、気性が荒く、暴れもします。
さらに、また鋭い爪も持っています。
今回のお話のとおり、生半可な自作の箱わなでは、アライグマには太刀打ちできません。。

一度中に入れば逃げられない、専用の箱わなをお使いください。父からの教訓です。

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この他のアライグマ対策商品については「鳥獣被害対策.com」に詳しい説明があります。
ぜひご覧になり、アライグマ対策にお役立てください。

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その後、父は市の職員の方から「・・・この罠では逃げられるかなぁ・・・」と言われ、「市が罠の貸し出をしているので、それを使ってほしい」と、アライグマ捕獲用の箱わなをお借りしたそうです。

そして、つい先日、「アライグマを捕まえたどー!」との報告を受けました。ちなみに餌は腐りかけのリンゴだったそうです。

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澤田 昭男