こんにちは、「鳥獣被害対策.com」の唐橋です。

今回の「鳥獣害対策の知恵袋」は、8月に参加した、
茨城県主催の「地域ぐるみの野生鳥獣被害防止対策研修会」
の様子をご報告します。

この研修会は、茨城県が地域における獣害対策の
支援者として育成を行う「獣害対策サポーター」
を対象に、8月9,10日に実施されたものです。

内容は、主にアライグマやハクビシンなど
中型獣の被害防止についての講演会と現地研修です。

今回のブログは、講演会についてのご報告です。
(現地研修・検討会は次の機会にご報告します)

<講演会>
当日は、獣害対策サポーターや自治体の関係部署の
方々をはじめ、70名程度の参加者が集まりました。

講演会会場の様子

●中型野生動物の電気柵による被害対策について
(講師:埼玉県農業技術研究センター 古谷益朗さん)

主に中型獣(ハクビシン、アライグマ、タヌキ、アナグマ)を
対象とした、被害防止対策の考え方と具体的な方法について
ご説明いただきました。

講演のポイントを整理すると、

・被害発生の理由は、利用できるエサと身を隠せる場所があるから。

・被害が減らない理由は、正しい事実と技術が伝わっていなから。

・まずは、対象となる中型獣の生態や痕跡による見分け方を知ること。

・被害対策の考え方は、栄養源となるエサや繁殖場所やすみかとなる
 建物を提供しないこと。

・ただ捕獲だけをすれば被害がなくなるわけではなく、
 侵入防止の対策をしたうえで、被害を与える個体を捕獲すること。

以上のことから、

効果的な対策を実施するためには、

・相手を知ること

・エサとなるものを放置しないこと

・すみかや繁殖場所をつくらないこと

・対象獣の特性を利用した柵を設置すること

・効率的・効果的な捕獲をすること

重要なポイントです。

アライグマやハクビシンなどの中型獣の場合は、
イノシシやシカなどの大型獣と異なり、
建物の屋根裏などに入り込む生活被害への対策も
必要になります。

しかし、既に獣害対策に取り組んでいらっしゃる方は
お分かりかと思いますが、被害対策の考え方は
大型獣への対策と大きな違いはありません。

どちらもポイントは、
動物が利用できる資源(エサや居場所)をきちんと管理したうえで、
被害を出す個体を選択的に捕獲する、
ことです。

ただし、考え方が同じでも、対策をする時に注意すべきポイントが
異なることに注意が必要です。

具体的な例として、

侵入防止柵を設置する時、
柵の種類は何を選んだらよいでしょうか?

トタン柵、金属柵、ネット柵、電気柵など…

柵の種類はいろいろありますが、
対象獣にあったものを選択することが重要です。

また、費用や維持管理の頻度など、
柵によってメリットやデメリットがあります。

さらに、設置の方法について、
例えば電気柵を設置する場合、対象獣によって
電気を流すワイヤーの高さや本数が異なるように、
対象獣の生態や行動が考慮されている必要があります。

柵の種類と選び方について、詳しくはこちら

電気柵の種類と選び方について、詳しくはこちら

研修会では、講師の古谷さんが考案した
侵入防止柵「楽落くん」を紹介していただきました。

「楽落くん」は、ネット柵と電気柵の複合柵で、
ホームセンターなどで手に入りやすい資材を使い、
設置が簡単で、人の出入りも楽な柵です。

「楽落くん」については、
以下のURLに詳しい設置マニュアルが公開されています。

■「楽落くん設置マニュアル 」埼玉県ホームページより

以下は、楽落くん設置マニュアルの引用ですが、
アライグマやハクビシン、タヌキ、アナグマなど中型獣のほか、
イノシシにも効果的な電気柵となっています。

「楽落くん」の設置イメージ

 

「楽落くん」の構造イメージ

「楽落くん」は、ハクビシンやアライグマ、タヌキなどの
中型動物の被害対策として、スイートコーンやイチゴ、スイカなどで、
“被害にあう時期にだけ設置する”タイプの電気柵です。

「登る」のが得意なアライグマやハクビシン、
「掘る」のが得意なタヌキやアナグマの両タイプに対し、
絶妙な高さの柵で感電するよう誘導するのが特徴です。

この柵は、普段、動物たちが通っている場所に
何か障害物ができると危険なものか確認する
「探査」行動を逆手に取った電気柵です。

短時間で簡単に設置でき、
丈が低いので人は畑にまたいで入ることができます。
収穫が終わった後の片付けも簡単なのが特徴です。
(楽落くん設置マニュアルより)

次回のブログでは、
実地演習で行った「楽落くん」の設置について、
お話ししたいと思います。

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「楽落くん」は「鳥獣被害対策.com」で購入が可能です。

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唐橋 あかり

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