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自動撮影カメラの性能 その1

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こんにちは「鳥獣被害対策.com」の小淵です。

今日の鳥獣被害対策の知恵袋は自動撮影カメラについてです。

さて、今回は前に予告した鳥獣被害対策.comで扱っているカメラの性能、特にセンサーの性能について書いてみます。

「自動撮影カメラによる野生動物調査 その1」はコチラから⇒
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/335

赤外線センサーは、熱を感知し、その熱源の移動に反応する仕組みで、どの機種も同じようなものです。

問題になるのは、以下の2点です。

  1. センサーの照射範囲
  2. トリガースピード

※トリガースピードとは、センサーが対象を感知してから、カメラのシャッターが切れるまでのタイムラグのことを言います。

鳥獣被害対策.comで扱っている自動撮影カメラのセンサーの性能について下の表にまとめてみました。

自動撮影カメラのセンサー感知範囲

数字で見てもわかりづらいので、イラストにしてみました。

緑色が「レンズ画角:撮影できる範囲」ピンク色が「センサー感知範囲:センサーの有効範囲」です。

Bushnell TrophyCamとUway NT50は似たような性能を持っています。

Bushnell

Uway

Reconyx HC500/HC600はセンサーの範囲と撮影できる範囲が同じです。

Reco

特筆すべきは、Cuddeback Captureで、センサーの範囲が極端に狭いのがわかります。

Capture

では、Cuddebackは全然ダメなのでしょうか?

いえいえ、そんなことはないんです。

前述したとおり、トリガースピードがもう一つの重要な要素となるのです。

というわけで、今回はここまで。

次回、センサー範囲とトリガースピードの関係に分かりやすく迫ります!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★自動撮影カメラはコチラから⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/camera

トレイルカメラの選び方 完全ガイド

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