こんにちは「鳥獣被害対策.com」の千葉です。
今日の鳥獣害対策の知恵袋は
“ミンク”の分布拡大についてのご紹介です。
皆さんはミンクという動物を知っていますか?
北海道に住んでいる方は
名前を聞いているかと思いますが、
本州ではまだまだ知らない方が多いかもしれません。
北海道の河川沿いを歩いていると、
ミンクらしき足跡をよく見かけます。
ときにはその足の持ち主?に出会うことも。
ある時調査中に、ふと川に流れ込む水路をみると、
黒くて細長い動物と目が合いました。
ミンクだ!とお互いびっくり。
ミンクはすぐに水路脇の石組みの隙間に消え・・・
と思ったのもつかの間、
大きな魚をくわえて出てきました!
大事な獲物を隠してあったんですね。
当HPのミンクの画像には
このようなエピソードがあったんです。
★ミンク被害の現状と対策はコチラから⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/mink
実はこのミンクが、本州で分布を拡大しているんです。
ミンクの分布拡大が問題となっている、
長野県千曲川流域では、
1980年代~90年代はじめにかけて、
ミンクの養殖が行われていました。
その当時は周辺で散発的に目撃される程度でしたが、
2000年代に入ると急速に目撃例が増え、
漁業被害が報告され始めました。
1980年代の導入から約20年で、
流域全域で目撃されるようになったのです。
地元では養殖魚や、放流魚の被害が発生し、
役場や、漁業協同組合が主体となって
ミンク対策に乗り出しています。
近年では、福島県郡山市でミンクの
高密度分布が確認され、隣接する群馬県、
宮城県にも生息が確認されています。
長野県のペースで行けば、
あと10年ほどで広範囲で確認されるほど
分布を広げる可能性があります。
このような状況にありながらミンクに対する
認知度は低く、対策は盛り上がっていない状況です。
その理由として、シカやイノシシなど、
他の動物による鳥獣被害と比較して
被害規模が小さいことが挙げられます。
※北海道でも年間百万円に届かない程度です(平成13~16年))
しかし、被害を受けている漁業、
養殖業の方々にとっては死活問題です。
分布が拡大する前、
被害が発生する前から対策を開始することが重要です!
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