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獣害対策:電気柵へのギモン回答、維持管理について

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こんにちは「鳥獣被害対策.com」の小野です。

本日は、前回に続き電気柵へのギモンと維持管理についてお話します。

★前号の鳥獣害対策の知恵袋
「獣害対策:電気柵へのギモン回答、適切な貼り方」はコチラから⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/inoshishisaku_tenken

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1)「人が触って危なくないの?」

電気柵は、約1秒間隔で瞬間的に電流が流れる仕組みになっており、人が触れても安全な設計がなされています。

そのため、人体に影響はありません。(設置地面の条件や通電しやすさなどの個人差はありますが、静電気程度~ビリッという少し強めの電流を感じるなどに留まります)

動物に対しても電気ショックによって傷つけることを目的としていません

軽い痛みを与えることで田畑に近づけさせない「心理柵」となっています。

電気柵しくみ

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2)「他の柵に比べて手入れが大変なのでは?」

電気柵のワイヤーロープ部分に草木が触れると、漏電をしてしまいます。

そのため、電気柵の設置前と設置後には、定期的な草刈りが必要になります。

また、落ち枝などによってワイヤーロープや柵が傾いたり、損傷していないか、電圧が落ちていないかなどのチェックが必要です。

しかし、ネット柵、金属柵についても、柵の周辺に草が茂ると、安心して獣が柵に近づき、侵入できる場所を探します。

そのため、電気柵以外の柵についても定期的な草刈りは不可欠です。

見回りについても同様で、ネット柵、金属柵についても柵の損傷や、地際での侵入などが試みられていないかなど、定期的な見回りと点検は必要になります。

どの柵についても、柵を張れば万全、 ということはありません。

定期的に見回り、改善をしながら獣を防いでいきましょう。

以上のように電気柵は、少し維持管理をこまめに行う必要がはありますが、設置の手間、コストが安い有効な柵です。

獣害対策の一つの道具として、適切に設置、維持管理しましょう。

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★電気柵はコチラから⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/electric-fence

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この記事を書いた人

小野 晋

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