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箱罠の珍客

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こんにちは「鳥獣被害対策.com」の宮畑です。

今日の鳥獣害対策の知恵袋は、箱罠にやってきた珍客のお話です。

アライグマやハクビシン、タヌキなどの中型獣用の箱罠には、ネコやカラスなど思わぬ珍客が錯誤捕獲
されることがあります。

それでも、箱罠の中に捕獲された動物が入っていれば正体はすぐにわかります。

しかし、扉が閉まっているのに何も入っていなかった、という経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

  • 強風で揺れてトリガーが作動してしまった?
  • 獣が箱罠に触れたり乗ったりしたため、トリガーが動いて作動してしまった?

どちらも吊り餌式の箱罠では、起こりうることです。

それでも、

  • 餌をしっかり食べられているのに、扉が閉まって何も捕獲されていない・・・?

といった経験を持つ方もいるのではないでしょうか。

吊り餌式の箱罠は、意外と弱い力でもトリガーを動かすことができるため、たまにこんな動物が作動させてしまうことがあります。

そう、犯人はネズミです。

画質はそんなに鮮明ではないので断定はできませんが、おそらくアカネズミと思われます。

餌にバターピーナッツを混ぜていたことがあだとなったようです。

扉が閉まって初めはパニックに陥っていましたが、すぐに慣れて吊り餌をむさぼり食べていました。

満腹したのち難なく脱出。

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この記事を書いた人

宮畑 貴之

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