投稿日:2025年7月30日
鳥獣害対策セミナーin宮崎
投稿日 : 2012年03月22日
更新日 : 2024年03月19日
こんにちは「鳥獣被害対策.com」の宮畑です。
今日の鳥獣害対策の知恵袋は、鳥獣害対策セミナーin宮崎についてのお話しです。
去る2月22日に、宮崎大学において「鳥獣害対策セミナーin宮崎」が開催され、講演者の1人として参加してきました。

セミナーには100名を越える参加者が集まり、とても盛況でした。

このことは、宮崎県でも他の地域と同様、鳥獣被害が深刻化していることの表れでもあると思います。
セミナーのサブタイトルは「有効な鳥獣害対策とは?私たちはどのような 技術や機器を開発すべきか?」です。
セミナーでは
- 鳥獣害の原因と対策
- 宮崎県における取り組み
- 電気柵の特徴と注意事項
- 有効な鳥獣捕獲技術
- イノシシの食害行動と嫌悪刺激
- 宮崎大学農場での鳥獣害対策
などのテーマで、宮崎大学の先生や学生、県の職員、対策用品のメーカーなど産学官それぞれの立ち位置での講演がありました。

このなかで「鳥獣対策の現場と販売店が果たす 役割について」というタイトルでお話させていただきました。
販売店は、対策用品を開発・制作するメーカーさんと、対策用品を実際に使用するユーザーとを繋ぐ位置におり、ユーザーにとって一番身近な存在といえます。
では販売店が果たすべき役割にはどんなことがあるのだろうかと、改めて整理してみると以下の3点に集約できるのではないかと思います。
①被害に対するアドバイスや適切な対策用品の販売
- 悩みを聞き、次にどうすればよいかをアドバイス
- 加害動物に対応した製品を選定
- ニーズに合った性能や規格の製品を選定
②正しい取り扱いをサポート
- 製品性能を最大限に発揮する使用法、管理法
- 不具合発生時の対処やアドバイス
③顧客の声をメーカーに伝える
- 製品の不具合や使い勝手など
- 更なる改良点の要望や提案
特に③は、対策用品の改良や開発に直接つながる重要な情報になります。
どんどん「声」を寄せていただければと思います。
「鳥獣被害対策.com」が、果たすべき役割に対して、十分に対応できていない面も多々あると思いますが、これからもスタッフ一同より良いサービスができるよう頑張っていきますので、よろしくお願いします。
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