こんにちは「鳥獣被害対策.com」の宮畑です。
今日の鳥獣害対策の知恵袋は、
イノシシくくりわなの設置手順についてのお話しです。
前回お話ししたように、けもの道や足跡などの
痕跡(フィールドサイン)等を手がかりに
くくりわなの設置場所を決めたら、
いよいよ設置にとりかかります。
★「イノシシくくりわなの設置研修~その1」はコチラから⇒
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/2018
今回使用したのは、バネ式の足くくりわなです。
★イノシシ用足くくりわなはコチラから⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/trap
穴の中に外枠を埋めます。
このときぐらつかないように隙間に石を入れるなど
してしっかり固定しましょう。
↓
スプリングを縮めて安全フックで固定します。
ワナが作動してバネが開いたときに
90度未満になるようにストッパーを固定します
(バネが開いたときに広がりすぎる位置にストッパーを
止めてしまうと、くくり輪が締まるスピードが遅くなり、
輪を締め付ける力も弱くなるので注意しましょう)。
↓
ワイヤーの輪を広げ、締め付け防止金具を締め付けたら、
内枠に輪をかけ、安全フックを静かに外して、
スプリングを広げます。
↓
ワイヤーを内枠上部ぎりぎりまで引き上げ、
埋設した外枠に静かにセットします。
※最初に外枠を埋設せずに、ワイヤーを掛けた
内枠を外枠にセットしてから埋設してもOKです。
↓
ワイヤーの端を立木などに巻き付けて
シャッフルで固定します。
↓
埋設した枠やスプリングを木の葉や土、枝等を
利用してカモフラージュします。
このとき、内枠部分にすれすれまで土を固く入れて
しまうと、足をついたときにくくり輪の掛かりが
浅くなる可能性が高くなるので、注意しましょう。
また、完璧にカモフラージュしようとするあまり、
スプリングの上や稼動範囲に石や太い枝等で
厚く覆い過ぎると、スプリングが開く際に
妨げになるため、注意しましょう。
↓
ワナの見やすいところに、1cm角以上の大きさで
登録年度、登録番号、住所、氏名、連絡先及び
登録証記載の知事名を記載した標識をつけます。
以上で設置は完了です。
さて、どこにくくりわながあるかわかりますか?
翌日、点検に行くと、
くくりわなの縁を踏んだ足跡が…
あと10cm足をつく位置がずれていれば・…。
また、別のけもの道に仕掛けたくくりわなでは、
わなのある位置をわざと避けて通過したと
思われるような足跡がついていました。
なんか怪しい、と感づかれてしまったようです。
次回は、スタッフとともにくくりわなの
点検に行った時のお話です。
★「イノシシくくりわなの設置研修~その1」はコチラから⇒
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/2018
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