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狩猟免許(わな猟)を更新しました

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こんにちは、「鳥獣被害対策.com」の米田です。

先日3年ごとに行われる狩猟免許(わな猟)の更新を行いました。

今回はその狩猟免許の更新の状況などについて書きたいと思います。

まず、「更新時に必要なもの」は、以下のものとなります。

  • 免状(当然ですね)
  • 更新申請書
  • 受験票(大阪府のHPからダウンロードしたものに必要事項を記載)
  • 写真1枚(最近6ヵ月以内)
  • 医師の診断書
  • 更新手数料(大阪府証紙2,900円、指定金融機関、市役所などで購入)

申請書の提出先は猟友会で、直接持参しなければなりません。

さらに私は、福岡県で免許を取得したため都道府県の変更も必要で、これは大阪府庁に直接出向かなければなりませんでした。

そのため、これらの手続きのために、会社を1日休みました。

更新に掛かる金額は、証紙代2,900円のみです。

しかし、医師の診断書で6,000円以上掛かってしまいました

涙目です。

たった数分の問診で、診断料3,000円+初診料3,000円でした。

診断料はともかく初診料はうまくすれば節約できたのかもしれません。

さて、申請が終わると講習会と適性検査を受けることになります。

大阪府では7月~9月に2、3回行われています。

これも平日の9:30~14:30までですので、また仕事を休む必要があります。

講習の内容は、おもに禁止猟法の再確認や安全に関する注意喚起です。

講習会時に貰える狩猟読本、分厚く読みごたえがあります。

また環境省が各都道府県に配布し、YouTubeにもアップロードされている動画「運命を分ける瞬間:環境省」の全3話も視聴しました。

やはり危険性の高い銃猟に関しての事例が多かったのですが、くくり罠に子供が掛かった事例も紹介され、少しの油断が大きな事故を招く可能性があること、ルールを守ることの重要さについて学びました。

講習会後の適性検査は昼休憩を挟まず、続けて行われました。

適性検査は試験官の前で、「この指は何本ですか?」、「指を順番に折り曲げて」などの指示に従い、

  • 手足

の動きなどをチェックされます。

名前を呼ばれたのに返事をしなかったりすると、おそらくチェックされますので、ムダ話などをせずに静かに順番をお待ちください。

なお、私は軽い乱視持ちですが裸眼でも両眼視力は1.0以上あり、日常生活には眼鏡なしでも困りません。

検査時に何も考えずに眼鏡を掛けていたところ、免状にしっかり「眼鏡など使用」と記載されていました。

講習が終わると約一か月後に新しい免状が交付されます。

ちなみに、猟友会で受け取るか、郵送を選択します。

申請時と講習会時の2回、仕事を休まなければなりませんが、内容的には特に難しくもなくスムーズに行えました。

狩猟鳥獣や禁止猟具など法律も変わりますし、時間の経過とともに忘れがちな安全意識をもう一度高めるうえでも、定期的な更新は意味があるものと思います。

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★狩猟に関する過去ブログ
・狩猟免許について
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/513
・狩猟免許取得の勧め
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/531
・わな猟免許取得への手引き
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/652
・わな猟免許取得への手引き 知識試験編
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/773
・わな猟免許取得への手引き 技能試験編~猟具の判別
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/959
・わな猟免許取得への手引き 技能試験編~猟具の架設
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/969
・わな猟免許取得への手引き 技能試験編~鳥獣の判別
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/986
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★お得な足くくり罠はコチラ⇒
https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/trap
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この記事を書いた人

米田 和典

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